引越し料金が相場より高いのはこんな時
事前に相場を調べて引越し業者から見積もりをもらったけど、どの会社も相場以上に引越し料金が高い。もしかしたら、それはあなたの引っ越しに関する条件が悪かったからかもしれません。
同じような荷物で同じような移動距離であっても引越し料金の相場は、それ以外の条件で倍以上違ってくる場合もあります。たんにぼったくられているだけなのか、条件が悪いのかでその後の値段交渉の仕方も変わってくるでしょう。
ぜひ以下の条件に該当しないか確認してください。
引越し業者が忙しい日は相場も高い
特に日程が間近な急ぎの引越しだと、既にトラックの予定が埋まっていることが多いので、早めに引越し業者へ見積もりを依頼しましょう。
繁忙期以外の月は1ケ月前であれば十分ですが、繁忙期の場合はさらに早めに連絡した方が良いでしょう。
新築マンションの一斉入居は時間が掛かる
引越し業者としても残業代をスタッフに払わないといけないので、引越し料金も高くせざるをえません。
戸数が多い大きなマンションであれば、幹事会社をおいてスケジュールの管理もさせることがあるので、引越し料金の相場は多少高くはなりますが、そこに任せた方が無難です。
一斉入居は始まった数日に引越しが集中するので、しばらく待って落ち着いた頃を狙うのもおすすめです。
狭い道路の引越しは車両費が高くなる
道路が軽トラしか入れないような狭さなら、複数台に分けるよりも大きなトラックへの横持作業という形で引越しを進めます。必要な台数は2台ですが、作業時間は2台に小分けするよりも掛かるために、引越し業者から高い見積もりを出されることになります。
階段5階の搬入・搬出
引っ越しの作業時間が長くなるのはもちろんですが、ベテランは避け、新人が回されると高確率で辞める為に他に仕事があるならやりたくないと思う引越し業者も多いです。
また一口に階段5階といっても階段の広さや荷物の質によっても疲労度はアップします。狭い階段ほど大変ですし、冷蔵庫の6ドアや標準よりも大きなタンス、書籍が多いと作業時間は伸びます。当然、その分だけ引越し費用の相場は高くなります。
玄関までの距離が遠い
一般的な条件よりも1名、2名の作業員追加が必要なので、引越し料金の相場も相応に高くなります。
不用品処分を頼むと引越し費用は高い
不用品がたくさんあるお宅での引越しの見積もりで正確な荷物量を見極めるのは困難です。実際に必要なトラックよりも引越し料金の相場感が高くなったとしても不思議ではありません。
引越し業者に引き取ってもらう場合でも、不用品を載せたままでは次の作業が行えません。半日の午前便で終わる作業であっても、午後便に向かうことが困難になるために引越し料金の相場は高めとなるでしょう。
参考:不用品を格安で処分して引越し費用を安くしよう
タワーマンションの引越しは時間が掛かる
5階程度のマンションであれば、引越しだからと階段を使ってくれる住人もいるでしょうが、タワーマンションではそうはいきません。エレベーターや通路の養生を要求されることが多いのもタワーマンションの引越しの相場費用が高い理由の一つです。
長距離引越しは相場が高い
このような引越しではできるだけ長距離輸送を得意とする多くの業者から見積もりを取ることが大切です。引越し業者間の見積もり差が非常に大きいので、決して一社二社だけでは決めてはいけません。、
梱包が間に合わなさそうなお客様
あまりに煩雑な部屋を引越し業者に見積もりしてもらうのは考えものです。できるだけ整理された状態の部屋で引っ越しの見積もりをしてもらいましょう。
参考:早めの荷物整理で格安に
急な引越しは見積もりも高くなる
仮に休みを取らせる予定の従業員がいたとしても、小さな引越し1件のために、予定を変更するのも面倒です。まして当日の依頼であれば、引越しの見積もりをする余裕もなく、いきなり現場に向かったら内容が全く違ったなんてことを引越し業者は恐れます。
様々な事情で急な引越しは高い見積もりを出されることが多いです。相場より安い料金で引っ越ししたいならもっと早く依頼しましょう。
エアコン脱着などオプションサービスが多い現場
まとめることで引越し料金が安くなる場合もありますが、個々のオプションサービスについても料金比較することでより安い費用で済ますことができるかもしれません。
参考サイト:言っちゃダメ!引越し会社に伝えると相場より料金が高くなる「悪魔の言葉」とは?
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